セミナー情報

セミナー概要
メインテーマは【土づくり】
計6回のセミナーを通じて、有機栽培の土づくりについて学ぶプログラムです。5つの土に関するセミナーと1つの有機JAS認証のレクチャーにより構成された内容です。
ひとつのセミナーからご参加が可能です。奮ってご参加ください。
慣行栽培の農家やこれから新規で有機栽培に取り組む人を対象に、科学的・経営的視点を得られる様、各分野のエキスパートを講師に迎え、開催します。
開講時期 | 2023年9月~2024年2月 |
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受講料 | 無料(現地までの旅費交通費等は参加者負担) ※受講後のアンケートにご協力ください。 |
定員 | オンライン講座は原則なし、 実地研修は講座ごとに定員あり(先着順) |
申し込み方法 | 各セミナーの申し込みフォームからお申し込みください。ひとつのセミナーからお申し込みが可能です。 |
※セミナーごとの詳細情報や日程は順次オープンしていきます ※内容等が変更になることがありますのでご了承ください。(本事業は農林水産省・有機農業新規参入者技術習得等支援事業を利用しています)
こんな方におすすめ!
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これから始めたい!
これから有機農業を始めてみたいけど、どこから勉強していけば良いのかわからない。幅広くお話を聞きたい。
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できるようになりたい!
有機農業を実践しているけど、栽培がうまくいかない。栽培技術や経営などを専門家や農業者から教わりたい。
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とにかく学びたい!
各分野で活躍している講師たちのお話を聞きたいけど、機会がない。費用が高くて、講座に参加できない。
現在申し込み可能なセミナー
太陽熱⼟壌消毒による病害⾍・雑草抑制と土づくり
テーマ:消毒対象品目:野菜
「太陽熱⼟壌消毒法へ取り組む生産者の意思決定を、地温計測から始める地温の見える化で支援する」をキーワードに、太陽熱土壌消毒法のメカニズム、病害抑制・減肥の効果を紹介し、パネラーから具体的な実証事例を話してもらう内容です。
12月11日(月)15:00-17:00
オンライン開催 Zoomを使用
※お申し込み後にZoomのリンクをお送りします。
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講師:橋本 知義 ⽒
(元 国⽴研究開発法⼈ 農業・⾷品産業技術総合研究機構、現 片倉コープアグリ株式会社筑波総合研究所・技術主管)パネラー:萩野 翔大 氏(JA紀州みなべ営農販売センター)
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1960年⽣まれ。1988年東北⼤学⼤学院農学研究科博⼠後期課程修了(農学博⼠)。国⽴研究開発法⼈ 農業・⾷品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センターで凍結⼟壌中の微⽣物動態等、農林⽔産省で⼟壌保全調査事業、九州沖縄農業研究センターで堆肥の⽣物的安全性、微⽣物資材の施⽤効果、深層⼟壌の窒素循環、韓国有機農業振興制度調査等各種業務を担う。中日本農業研究センターでは太陽熱⼟壌消毒法(事業総括)、有機農業(プロジェクト事務局)等の研究及び研究進⾏管理業務を担当。農業環境研究部⾨で研究管理業務に従事し、2021年3月定年退職後は農業環境研究部⾨再雇⽤職員として研究推進⽀援業務を担当。2023年4月から現職。
有機水稲の水田雑草抑制のための土づくり
テーマ:雑草対象品目:水稲
有機農業・⾃然農法における⽔⽥雑草抑制のための⼟づくりと栽培管理、雑草対策の基本と、実験結果をもとに水田雑草抑制の具体的な実践方法などを紹介。昨年度の基礎をベースとした内容に加え、応用できるポイントを学べる内容です。
1月25日(木)15:00-17:00
オンライン開催 Zoomを使用
※お申し込み後にZoomのリンクをお送りします。
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講師:岩石 真嗣 氏(公益財団法人自然農法国際研究開発センター)
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公益財団法人自然農法国際研究開発センターは、食料の安全性の確保、生産の省エネルギー化・低コスト化、資源の有効利用及び農山村の活性化の観点に立ち、地域の実情に応じて自然の生態系を利用した持続可能な生産技術体系の研究開発とその国内外における普及を図ることにより、自然環境の保全、農業・農村の振興ならびに安全かつ良質な農産物の供給に資することによって、社会における健康的な食生活の一層の定着促進に寄与することを目的とした組織。昭和60年(1985)11月13日、農林水産省から財団法人として認可、その後、公益法人法施行に伴い、平成24年(2012)4月1日に内閣府より公益財団法人として認可され現在に至る。
土壌に合わせた堆肥の作り方と使い方
テーマ:堆肥対象品目:野菜・果樹
有機農業の基本となる土づくり「育土」の考えをベースに堆肥作りの入口として、土壌の特性に合わせた堆肥の作り方や使い方、完熟堆肥で病虫害リスクを下げて野菜栽培の技術体系について理解を深める内容です。
2月17日(土)13:00-16:00
座学2時間/実習1時間を予定
現地開催 堆肥・育土研究所 三重県津市白山町川口6583-1 地図
※JR伊勢川口駅から徒歩で約12分
定員 20名(定員になり次第受付を終了します)
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講師:橋本 力男 氏(堆肥・育土研究所 所長)
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1952年生まれ。堆肥・育土研究所所長。1977年東京農業大学 国際農業開発学科卒業。2000年農水省環境保全型農業会長賞。2001年三重大学非常勤講師。2002年(独)農業・食品産業技術総合研究機構農業者大学校講師。2002年から三重県農業大学校講師。2007年農林水産省「農業技術の匠」認定。著書『畑でおいしい水をつくる 自家製有機堆肥のすすめ』(北星社)監修、『野菜が甘く育つ土づくりPart2』 (学研ムック)。
受講に関して
申し込み方法 | フォームから必要事項を記入の上申し込みください |
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現地セミナー | 申し込み後、参加者のメールに場所・日程の詳細をお送りします。現地までの旅費交通費は自費負担となります。 |
オンラインセミナー | 申し込み後、参加者のメールにセミナーのZoomリンクをお送りします。オンラインセミナーではチャットによる質問も可能です。(全ての質問に回答できない場合があります。)通信費は自費負担となります。 |
キャンセル | セミナー申し込み後、キャンセルご希望の場合は、事務局までご連絡ください。 |
注意事項 | 現地・オンラインともに録画は禁止しております。写真の撮影は可能です。 |
ご協力 | セミナー受講後に、アンケートのご協力お願いします。 |
セミナー内容・日程
現在申し込み可能なセミナー
テーマ / 内容 | 日程 | 配信方法 | 場所 | |
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太陽熱⼟壌消毒による病害⾍・雑草抑制と土づくりテーマ:消毒対象品目:野菜「太陽熱⼟壌消毒法へ取り組む生産者の意思決定を、地温計測から始める地温の見える化で支援する」をキーワードに、太陽熱土壌消毒法のメカニズム、病害抑制・減肥の効果を紹介し、パネラーから具体的な実証事例を話してもらう内容です。 |
12月11日(月) 15:00-17:00 |
オンライン Zoomを使用 |
オンライン | |
申し込みはこちらから |
テーマ / 内容 | 日程 | 配信方法 | 場所 | |
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有機水稲の水田雑草抑制のための土づくりテーマ:雑草対象品目:水稲有機農業・⾃然農法における⽔⽥雑草抑制のための⼟づくりと栽培管理、雑草対策の基本と、実験結果をもとに水田雑草抑制の具体的な実践方法などを紹介。昨年度の基礎をベースとした内容に加え、応用できるポイントを学べる内容です。 |
1月25日(木) 15:00-17:00 |
オンライン Zoomを使用 |
オンライン | |
申し込みはこちらから |
テーマ / 内容 | 日程 | 配信方法 | 場所 | |
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土壌に合わせた堆肥の作り方と使い方テーマ:堆肥対象品目:野菜・果樹有機農業の基本となる土づくり「育土」の考えをベースに堆肥作りの入口として、土壌の特性に合わせた堆肥の作り方や使い方、完熟堆肥で病虫害リスクを下げて野菜栽培の技術体系について理解を深める内容です。 |
2月17日(土) 13:00-16:00 |
座学2時間 実習1時間を 予定 |
現地開催 堆肥・育土研究所 三重県津市 白山町川口6583-1 |
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受付終了 |
過去のセミナー
有機JAS認証取得準備から、取得後の管理業務のレクチャー+詳細を開くー詳細を閉じる
テーマ:認証対象品目:全般
実際の有機JAS取得農家から、有機JAS認証に必要な日々の業務のレクチャーや、認証機関から取得に関する流れの説明をします。
9月26日(火) 15:00-16:30
オンライン開催 Zoomを使用
※お申し込み後にZoomのリンクをお送りします。
講師:豊増 洋右 氏(株式会社ONE DROP FARM 代表取締役)
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1976年佐賀県生まれ。株式会社ONE DROP FARM(ワンドロップファーム)代表。きさらづアグリフーズ推進協議会 事務局長、一般社団法人千葉県農業協会 副会長、などを兼任。東京大学卒業後、国内大手コンサルティングファームで主に農業・食品流通などを担当。2008年より環境活動団体「ap bank」のメンバーとしてオーガニックファームの設立を担当。2010年に千葉県木更津市に移住し、(株)耕すの設立に従事、以来、農場責任者として循環型農場の経営を担う。2017年からは市原市における200haに及ぶ放棄山林・耕作放棄地の再生プロジェクトに合流。2018年に同地で(株)ONE DROP FARMの代表に就任し、『養蜂で里山を再生する』を合言葉に、はちみつと有機野菜の生産・加工・販売に奔走している。専門は環境問題、エシカルな消費・流通づくり、地域活性化。
緑肥の活用と減肥技術・作付け計画+詳細を開くー詳細を閉じる
テーマ:緑肥対象品目:野菜・果樹
緑肥の特性/比較をメインに、収量を維持・向上させながら堆肥や化学肥料を減らす手法、病害虫対策・事例などを学ぶ講座です。
10月16日(月) 15:00-17:00
オンライン開催 Zoomを使用
※お申し込み後にZoomのリンクをお送りします。
講師:⽯綿 薫 氏(Happy village farm 代表)
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1971年茨城県生まれ。東京農工大学農学部・宇都宮大学大学院卒。種苗会社にてトマト等の育種担当を経て、2002年〜2014年(公財)自然農法国際研究開発センターにおいて、研究員として有機栽培向けの品種開発、農薬を使用しない病虫害対策などを手掛ける。2015年、長野県松本市で就農。トマトを中心とした中品目での営農に勤しむ傍ら、幅広い知識と独自の視点を兼ね備えた講演会を全国で行なっている。
土壌生態学で考える土の健康+詳細を開くー詳細を閉じる
テーマ:緑肥対象品目:野菜・果樹
持続可能な農業の基盤としての土の健康・土壌生物による有機物の分解や土壌構造の発達・土壌生物の多様性と農法の関係・省コスト経営と生態系の保全を学べる内容です。
11月14日(火)15:00-17:00
オンライン開催 Zoomを使用
※お申し込み後にZoomのリンクをお送りします。
講師:金子 信博 氏(福島大学 食農学類 生産環境学コース教授)
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1959年長崎県生まれ。福島大学食農学類教授。島根大学生物資源科学部助教授などを経て、1998年横浜国立大学環境科学研究センター助教授,2001年同大学大学院環境情報研究院教授、現在に至る。主な著書に、『土壌生態学入門—土壌動物の多様性と生態系機能』(東海大学出版会、『土壌動物学への招待—採集からデータ解析まで—』(編著)(東海大学出版会)など。訳書に『国連ミレニアムエコシステム評価—生態系サービスと人類の将来』(共訳)(オーム社)、『生物多様な星の作り方—生態学からみた地球システム』(東海大学出版会)。専門は、土壌生態学。生態系のしくみに基づいた保全農法の理論について研究。